どん底からヒルズへ

幻想的


火曜日から凹みまくっている。頭が上がらない。
誰とも話したくない。俺に誰も係わらないでくれ。
会社でも家でも自分の居場所がないような気がする。
もう自分を見失いかけていたそんな仕事帰りの夜。
青山ツインから見える六本木ヒルズ…。六本木ヒルズ…。


六本木ヒルズ!!


そうだ!!六本木ヒルズに行こう!!


ということでヒルズを目指してひたすら歩く。
都会の夜道はなんかロマンチックだね。綺麗というか。
ぼんやりと月が見える。いい。いいなぁ。徐々に気持ちが高まるのを感じる。
すると六本木駅近くまで来ると2年前に友達と初めて六本木に来たのを思い出した。
サンタクロースがバイクに乗って走っていたのが印象的だった。
ヒルズの中に入るのは今日が初めて。
クリスマスイルミネーションが青、赤、黄、ピンクなどさまざまな色に光っている。
綺麗だな〜。ちょいと意味不明なオブジェもある。蜘蛛?なんかジブリ映画に出てきそう。
それにしても幻想的な世界だった。千代田線から帰宅。
いい気晴らしにはなったかな?